二十代前半無職が日本社会を見ていて思うこと

思うことはいろいろあって、書くよりタイピングのほうがあっているのでブログにする。

公開するのはなんとなく。

 

世の中を見ているとモノで溢れすぎていると思う。

それはいい意味で選択の自由があるということ。

悪い意味ではつまらないことに時間を奪われて自分にとって大切なものが見えにくくなっているということだろうか。

 

でもモノが溢れているから富んでいるということではないのかもしれない。

日本は富で溢れているはずなのに、満たされていない人が多いというけれど本当だろうか。

 

今の日本の富は表面的なものなのかもしれない。

表ではみんながスマホをもって、食べ物に困ることもなく、水道からは透明な水が出て、夜にはいたるところに街灯がともる。

でも多額の負債を抱えていて、少子高齢化社会だけど若者は自分の生活に必死で子供を産む余裕なんてない。

どんどん重荷が増えて、耐え切れなくなった人はレールから外れる。

レールから外れた人に寛容じゃない日本の社会でまた頑張ろうと思っても、労働の奴隷になってネジになって壊されてしまう。

それを知って働こうと思う若者なんていないだろう。

日本はもう国民だけでは存続できない国になっているんだと思う。

移民を受け入れるか、衰退するか。

 

団塊世代の人の中には、高度経済成長期の日本のイメージのままに中国を罵倒してまだ日本が優位に立ってると本気で思っている人もいてあきれてしまう。

パソコンより手書きのほうが早いなんて言う人もいる。

もちろん団塊世代にも新しい情報をインストールしていくつになっても社会をより良くしようと本気で考えている人だっている。

だけど、ただお酒に溺れて、いつまでもバブル気分のおじさんがその辺にゴロゴロいて彼らは自分が生きている時だけ何とかなればいいんだろうなと思う。

 

経済力のある人は日本はもうダメだから出ていけばいい。戦争で死にたくないなら出ていけばいい。なんていうけど確かに出国するだけならそれほど難しい問題じゃない。

ただ文化もルールも違う異国で移民が生活を続けていくことはとても大変なことだろうと思う。

社会保障だって自国民が優先されるのは自然なことだし、なにか特別な技術(医師、教師、エンジニア等)でなければ低賃金で重労働で一生を終えることになるだろう。

 

人生太く短くの覚悟で生きたほうがいいのかもしれない。

 

何も考えずに労働で一日の大半を消費するより、ニートの方がずっと精神的に大変だ。